若い頃読んだエッセイに、記念品とか思い出の品とか、取っておくものは畳一畳分の床下収納に入るだけと決めたというのがありました。
お幾つぐらいの方だったか。
とても感心して、自分もちょこっと記念品などの整理をしたものです。
今、断捨離を始めてみて気がつくのは、記念品とかそういうものは意外に捨てやすいということ。
どんどん古いことは忘れていくから、手にとって覚えていないものは、ポイッ。
余分にあっても捨てられないのはまだ使える実用品。
年齢やサイズが合わなくなった服、今は使ってないけどお気に入りだったバッグ、もしかしたら再開するかもしれない趣味の道具。
いつか使うかも、、、。
このアクセサリー、高かったんだよね。
衝動買いしたけど使わなかったものもたくさん。
捨てるのかわいそう、、、。
なんて、苦しみながら断捨離しているのに、また買っちゃいました。
青蓮院襖絵柄のミニバッグ。
キーヤン、木村英輝さんのデザインに一目惚れです。
すごーく悩んで、でもどうしても欲しくて。
あれこれ使い道を言い訳して。
で、気がつきました。
断捨離しようと思ったほんとうの理由に。
目につく、手の届く限り、お気に入りのものだけに囲まれて生活したい。
そういうことなんです。