ツアー最終はワシントン観光
まずはアーリントン墓地へ。
基本軍役に服した方ですが、希望すれば奥さんと18歳以下の子どもは一緒に葬ってもらえるそうです。
葬送費用から墓石まで全て無料。以前は大きな墓石やデザインのものも選べたそうですが、今は一律の墓碑の表に宗教と名前、同葬者がいれば裏に名前を彫るそうです。
ここはケネディ家の墓地があることでも有名。
大統領は軍の最高指揮官の立場ですから、ここに葬られる権利はあるのですが、実際にお墓があるのはケネディ大統領の他はひとりだけ。
ケネディ大統領の場合は、隣に奥さんだったジャックリーヌさん、2人の両側には死産だった子と生後2日で亡くなった娘さんが葬られています。
少し先には大統領の兄弟たちも。
墓地の小高い丘にはアーリントンハウスがあり、その前では衛兵交代が行われます。
夏は30分おきなので、儀式の時間を引くと実際の勤務は10分ほどですが、常に左右にゆっくり歩いているので、この酷暑の中では大変でしょうね。
ちなみに衛兵は24時間立つそうです。
次は3大モニュメント。
リンカーン・メモリアル、トーマス・ジェファーソンメモリアル、マーチン・ルーサー・キングJRメモリアル
トーマスジェファーソンが南部の領主の格好をしているため、キング牧師像はそれに対して少し顔を背けることで反発を示した、というのが興味深かったです。
戦没者の名前が彫られています。
今でも身元が判明して加えられる方がいるとか。
両方とも祈る人の姿を映す御影石が特徴。
こちらのお参りは、お名前に紙を当てこすって写していくのだそう。
高いところの人のために、脚立を持ったボランティアが控えていました。
お昼を兼ねてスミソニアンへ。
カフェが混んでいたので、1時間ほどしか見る時間がありません。
ライト兄弟など初期の飛行機の展示から始まり、現在のジェット機へ。
天井から吊るされた飛行機たちも壮観です。
実際の宇宙カプセル、コロンビアなどの展示の迫力には、JAXAはとても及びませんね。
スピード、ということで、車やエンジンの展示もありました。
どれも面白そうだったけれど、サッと駆け抜けました。
すぐそばにナショナルミュージアムがあるのに、、、あー残念。
最後の見学は、ホワイトハウスと国会議事堂。どちらも外観です。
大統領になると、一つだけわがままなリフォームができます。
オバマ大統領のバスケットゴールは有名ですが、過去にはボーリング場とかもあったとか。
大統領が外に出かけない方がお金がかからない、ということでもあるらしいのですが、トランプ氏は出かけてばかりで、ずいぶんお金がかかったとか。
バイデン大統領は何を希望されたのかしら。
柵の前のたくさんの柱にはカメラだけでなく、マイクがあり、あたりの人の声を拾っているのだとか。
屋上にはスナイパーの姿もありました。
国会議事堂は一部改修中。
例の襲撃事件の修復は終わっているのだそうですが、古い建物だけにあちこち修理がいるのだそうです。
これで観光は終了、NYへ戻ります。
途中摩天楼がよく見える撮影ポイントを案内されたのですが、バスは揺れるし、うまく撮れませんでした。
明日は帰国です。